ガスはガスでも似て非なるガス…??
皆さん、こんにちは。田中屋商店です!
いやー、今日も異常な暑さでしたね💦スマホにダウンロードしているアプリで「熱中症の危険あり 運動は原則中止」(岐阜県)と、通知音と共に画面表示されるのことが頻繁にあるのですが、しっかりと水分補給をしてナツいアツを乗り切りましょう・・・❓❓
あれ!?…ごめんなさい💦あまりの暑さで頭がボケているようです^^;
えー、突然ですが…。ガスはガスでも似て非なるガスが存在するってご存知ですか?
もちろん、ガス(気体)には沢山種類があるので挙げればキリが無いのですが…。今回お話しするのは、私たちの身近にある家庭用燃料のガスの話なんです。まず、調理や給湯に利用されるガスには「都市ガス」と「プロパンガス」の2つのガス種があります。この飛騨地方では都市ガス管は敷設されていないので、この飛騨地域にお住いの方からすると、ガスといえばプロパンガスをイメージされると思います。
では、「都市ガス」と「プロパンガス」にどんな違いがあるのかというと…。
まずは以下の画像をご覧ください。
……Σ(・□・;)
こんなガスコンロだと危なくて調理が出来ませんよね?
通常のガスコンロだとこんな感じです↓↓↓
2つの画像を比べてみると炎(火力)が違うということが判ると思います。
※1枚目の画像は都市ガス用コンロでプロパンガスを使用した場合
※2枚目の画像はプロパンガス用コンロでプロパンガスを使用した場合
都市ガスとプロパンガスは、原料が違うため性質が異なり、熱量(カロリー)が違うのです。
・都市ガス・・・主成分はメタン、空気よりも軽く、熱量(カロリー)はLPGの約半分。
・プロパンガス・・・主成分はプロパン、空気よりも重く、都市ガスの約2倍の熱量。
👆以外にも違いは沢山あるのですが、詳しく話すと長くなるので説明はここまでにしておきます(+o+)
つまり、「都市ガス」と「プロパンガス」は、似て非なるガスなんです。
👆の2つの画像はガスコンロ内部の部品になります。右が都市ガス用、左がプロパンガス用です。ガスの通り道である穴の大きさが違うのがお判りになりますか?
もし、誤って都市ガス用コンロでプロパンガスを使用してしまうと、異常燃焼や一酸化炭素が発生したりと非常に危険な状態となってしまいます。(1枚目の画像のような状態)
何を伝えたいのかと申しますと、新しくガスコンロを購入される際や使用していたガスコンロを引っ越し先で使用される場合には、事前に対応のガス種であるかどうかの確認が必要となります。つまりガス種に対応したガスコンロでない場合は部品交換が必要となるのです(-ω-)/
注:ガス種の確認には、ガスコンロの側面に貼り付けてあるラベルを確認します。
都市ガス・・・13Aもしくは12Aと記載されています。
プロパンガス・・・LPガスもしくはLPG(プロパンガスの別名)と記載されています。
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